タイ沼のギブアウェイ文化とは?やり方・著作権ルール・喜ばれるGAを徹底解説!

タイ沼のギブアウェイ文化とは?やり方・著作権ルール・喜ばれるGAを徹底解説!

タイのファンミーティングに行くと、ファン同士で小さなプレゼントを交換し合う光景をよく目にします。

これが「ギブアウェイ(giveaway)」、通称「GA」と呼ばれるタイ沼独自の文化です。

「ファンミに行きたいけれど、ギブアウェイって何?」
「自分も用意した方がいいの?」
「自作するときのルールはある?」

この記事では、タイ沼歴を重ねながら現地でも何度もイベントに参加してきた筆者が、ギブアウェイ文化の背景・やり方・著作権の注意点・喜ばれるアイデアまで、実体験を交えて解説します。

ギブアウェイ(GA)とは?

ギブアウェイとは、ファンミーティングやコンサートなどのイベント現場で、ファン同士がお互いにちょっとしたギフトを渡し合う文化のことです。

K-POP界隈でいう「ソンムル」と同じ概念で、もともとはK-POPファンダムから流入したものとされています。
タイではタイBLドラマファンの間で2020年頃から急速に広まり、現在ではタイ沼ファンミの定番文化として定着しています。

タイでも「Giveaway(กิ๊ฟอเวย์)」の名称で広く知られており、タイ国内でもファンメイド文化として確立しています。
タイのファンの間では「กิ๊ฟอะใจ(ギフ・アジャイ/心からの贈り物)」という愛称で呼ばれることもあります。

ギブアウェイの役割とは?

ギブアウェイには3つの大切な役割があります。

ぼっち参加でも交流のきっかけになる

タイ沼ファンミは1人で参加する方も多く、ギブアウェイは「話すきっかけ」として機能します。
入場待機列の前後の方や、席の左右の方に渡すだけで自然に会話が生まれ、ドラマの感想で盛り上がれます。

② 推しへの愛をシェアする

推しへの愛を形にして、同じ作品を愛する仲間と分かち合う行為そのものが、タイ沼の楽しみのひとつです。

③ 名刺代わりになる

SNSアカウント名やアイコンを入れたGAを配れば、後日Xでつながる「名刺」の役割を果たします。

ギブアウェイの基本ルール

ギブアウェイには、絶対に守らなければいけないルールがあります。
これを知らないと、せっかくの愛が法的・モラル的なトラブルにつながる可能性があるので、必ず確認してください。

ルール①:必ず無料で配る

ギブアウェイは「ギフト文化」です。お金を取ってはいけません。

これはタイ沼界隈・タイ国内のファンダム界隈ともに共通の絶対ルールです。
「材料費だけ徴収」もNGです。配る側は完全な善意で、もらう側は感謝で受け取る——これが大原則です。

ルール②:他のファンが撮影した写真を勝手に使わない

GAでイラストやポストカードを作るとき、他のファンが撮った写真を無断で使うのはNGです。
素敵な写真を撮るファンの方はたくさんいますが、その写真には撮影者の権利があります。使いたい場合はXのDMなどで撮影者本人に必ず許可を取りましょう。

・自分で描いたイラスト
・自分が現場で撮った推し
・推しのイメージカラー・モチーフを使ったオリジナルデザイン

など、自分自身のオリジナル要素で構成するのが基本です。

ルール③:公式の素材は原則使わない

ドラマのタイトルロゴ、ドラマのワンシーンのキャプチャ、公式の写真などを使うのは避けましょう。
これらは事務所やデザイナーが権利を持つもので、個人の無料配布であってもトラブルの原因になります。

大規模企画と個人GAは分けて考えて

バースデー・イベント広告、カフェイベントのような大規模企画の場合は、事前に事務所へ申請・許可を取った上で公式の写真や動画を利用しているケースもあります。

一方、ファンミ会場で個人がお互いに少量を交換し合う「個人GA」のレベルで何百人のファンが個別に許可申請してきても事務所側は対応しきれません。
個人でのGAは、上記のルールに沿って著作権に配慮した、自分で作れる範囲のオリジナルグッズを心がけましょう。

迷ったときの判断軸

  • 販売や材料費の徴収はしない(大原則)
  • 他人が作ったもの(写真・イラスト・ロゴ)をそのまま使わない
  • 公式のロゴ・宣材写真・ドラマのシーンなど、公式素材は使わない
  • オリジナルデザインで作る(推しのイメージカラーやモチーフを自分なりに解釈する)

この4点を守れば、ファンミ現場で気軽にGA交換を楽しめます。

喜ばれるギブアウェイのアイデア

タイ沼界隈・タイ国内のファンダム情報をもとに、実際に人気のあるGAアイデアをご紹介します。

① ポストカード・フォトカード(鉄板)

最も定番のGA。自分で描いたイラスト・自分で撮影した推しの写真を使ったオリジナルポストカードが人気です。
タイ国内のファンダムでも「โฟโต้การ์ด(フォトカード)」「โปสต์การ์ด(ポストカード)」は鉄板アイテムとされています。

② お菓子

イラストも描けないし、写真も撮ってない・・・という方もご安心を。
市販のお菓子の詰め合わせもよく見るGAです。
積極的に配るのではなく、GAを貰った場合に備えてお返し用に用意する、という方法もあります。

さらにオリジナリティを出すならば、イラストや写真を印刷したお菓子を作れるサービスもおすすめ!
気軽に渡せて、もらった側も食べてしまえば残らないので負担が少ないというメリットも。

③ ステッカー・シール

コンパクトで持ち帰りやすく、自分のグッズに貼れるため実用的です。

④ ヘアクリップ・小さなアクセサリー

手作りのヘアクリップやアクセサリーもよく見られます。
推しのイメージカラーを使ったり、タイ文字をワンポイントで入れたデザインが人気です。
タイ文字モールドを使えば、UVレジンで簡単にタイらしいオリジナルパーツが作れます。

⑤ ミニうちわ・コースター・文房具

「日常で使える」「コンパクト」「軽い」の3拍子が揃ったアイテムは喜ばれます。

⑥ アカウント名入りミニカード

SNS交流のきっかけ作りにアカウント名・QRコードを入れたカードを添えても素敵ですね。

実際に作って配ったギブアウェイはコレ!

ここからは、実際にタイファン!店主の筆者が作って配ったギブアウェイをご紹介します。

定番ポストカード

ポストカードのギブアウェイ

自分で撮った写真+自分でデザインしたポストカードです。
ポストカードは安くたくさん印刷できるので、イベント当日に X で配布場所をポストしてたくさんの方に貰っていただきました。

ステッカー

ステッカーのギブアウェイ

こちらは自分で描いたイラストを使ったICステッカー。ステッカー系も意外と単価が安くてお勧めです!

キーホルダー

キーホルダーのギブアウェイ

タイのキーホルダーに、プラバンで作ったオリジナルのロゴモチーフを取り付けてみたお手軽GAです!
プラバンは百円ショップで手軽に手に入るのでサクッとオリジナリティを出したいときにおすすめ。

ギブアウェイをもっと楽しむためのコツ

自分から声をかけてみる

知らない方に声をかけるのは大変な勇気が必要です。わかります。
そんな時は席に座って、お隣の方に声をかけてみましょう。
「ギブアウェイです!よかったらもらってください。」この一言で盛り上がることもありますよ♪ 

気負わない

GAは絶対に必要なものではありません。
迷うならば、GAをも持たずに参加しちゃいましょう。

初めては3~5個程度から

ファンミの規模や知り合いの人数にもよりますが、初めてのGAは5個程度がおすすめ。
GAを交換する気持ちでイベント会場へ向かっても、恥ずかしくて声がかけられない、誰もGAを配っていなかった、なんてこともあります。

多すぎると荷物が大変、少なすぎるとお返しが足りなくなる…行ってみないとわかりません。
何度もイベントに参加するうちに目安がわかってくるので、初めてのGAは少なめに用意していきましょう。

ギブアウェイに使える!タイファン!のおすすめアイテム

オリジナルのギブアウェイ作りに使える、当店のおすすめアイテムをご紹介します。

① タイ文字/タイ語 シリコンモールド 2枚セット【UVレジン用】 

UVレジンで「รัก(愛してる)」「ขอบคุณ(ありがとう)」など好きなタイ文字パーツを作れるシリコンモールド。オリジナルのキーホルダー・ヘアクリップ・チャームを量産できるので、ギブアウェイ制作にぴったりです。

アイカイ線香

ご利益があるタイのお線香。実際にタイのイベントで何個もいただいた経験があります。
1つあたりの価格がお安いタイ雑貨なので、タイにまつわるGAを用意したいときにもおすすめ。

キーホルダー

タイっぽいGAを渡したいときはキーホルダーも。
推しや推しペアのイメージカラーを意識してセレクトするのも楽しいですね。

よくある質問(FAQ)

Q. 初参加でもギブアウェイは絶対作るべき?

絶対ではありません。気持ちが大事です。市販のお菓子やシンプルなものでも全然OK。慣れてきたらオリジナルのGAに挑戦してみてくださいね。

Q. 何個くらい用意すればいい?

ファンミの規模・自分の予算と相談しつつ、初めてならば3~5個程度用意してみましょう。

Q. 著作権に少しでも引っかかりそうなものを作ってしまった、どうしよう?

迷ったら配らない、が原則です。

Q. もらったギブアウェイは家でどうしてる?

ポストカードやステッカーは飾る・収納ボックスに保管する人が多いです。
お菓子は楽しんで食べきり。
イベント後にXで「いただきました!」と写真と合わせて感謝の投稿をすると、配った方も喜んでくれます。

まとめ

タイ沼のギブアウェイは、推しへの愛をファン同士でシェアし合う温かい文化です。

ルールを守って、心を込めて作ったGAは、現場での出会いを何倍も豊かにしてくれます。
著作権・無料配布・許可取りの3つの基本ルールだけは絶対に守りつつ、ぜひあなたらしいオリジナルGA作りを楽しんでみてください。

【参考資料】


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