バンコクの交差点で信号が青に変わる瞬間。
一斉に走り出す無数のバイク。
クラクション、排気音、湿った空気、屋台の匂い。
その視界に必ず入ってくるのが、白地に黒い文字のナンバープレートです。
実はこのプレート、ただの番号ではありません。
タイの文化や価値観、土地の物語がぎゅっと詰まった、小さな“アイデンティティ”なのです。
タイ文字が語る「地名」の物語

▶ タイのナンバープレート ミニチュアキーホルダー(380円)
タイのナンバープレート下部には、登録された県の名前が刻まれています。
たとえば――
■ กรุงเทพมหานคร(クルンテープ・マハナコーン)
これはバンコクの正式名称の冒頭部分。
ギネスにも載る、あの“世界一長い都市名”の一部です。
旅行者にとっては「バンコク」でも、
タイの人々にとっては「クルンテープ」。
プレートに刻まれた文字を見るだけで、
その土地の誇りや歴史が浮かび上がります。
■ สุราษฎร์ธานี(スラートターニー)
南部の穏やかな街。
「善き人の街」という意味を持つ、美しい響きの県名です。
タイには76の県があり、どの地名が手元に届くかはまさに一期一会。
それはまるで、旅先で偶然隣に停まったトゥクトゥクのよう。
タイ人は“数字”を愛する
タイでは、ナンバープレートの数字や文字の並びに強いこだわりがあります。
縁起の良い数字はオークションで高額取引されることもあるほど。
日本ではあまり意識しない“番号”ですが、
タイではそれが運や成功を象徴するものでもあるのです。
数字の前に並ぶタイ文字(นธ や ขณ など)もまた独特。
丸みを帯びたフォルムは、アルファベットとはまったく違うリズムを持ち、デザインとしてみてもどこか愛らしい。
「読めないけど、かわいい。」
そんな感覚もまた、タイ雑貨の魅力のひとつですよね。
なぜ白×黒なのか?
今回のミニチュアは、白地に黒文字の標準的なナンバープレートの仕様。
これは一般自家用車を示す、タイで最も日常的な配色です。
観光用の派手なデザインではなく、あくまで「タイの日常」に溶け込んでいる色。
だからこそ、手にした瞬間に思い出すのは観光地ではなく――
あの日乗ったバイクタクシーや、市場の前に停まっていた無数の車列。
あの空気ごと、ふっと蘇るのです。
小さなプレートに、タイを閉じ込めて

このタイのナンバープレートをミニチュア化したキーホルダーは、
・バイク用(約3.4cm × 3.9cm)
・自動車用(約2.5cm × 5.4cm)
という、本物をぎゅっと縮めたサイズ感。
地名も数字もすべてランダム。
どの県が届くかは、あなたとタイの土地との縁として楽しんでみてください。
タイを持ち歩くということ
旅行の思い出は、写真フォルダの中にしまわれがちです。
でも、鍵を取り出すたびに目に入る小さなプレートがあれば、日常の中に、ほんの少しだけタイが入り込む。
タイ雑貨は、派手でカラフルなものだけではありません。
こういう“通なアイテム”もまた、タイのリアルを感じさせてくれる存在です。
もし最近タイに行けていないなら。
もしあの喧騒が少し恋しいなら。
あなたの鍵に、小さなタイのナンバープレートをつけてみてはいかがでしょうか?
▶ タイのナンバープレート ミニチュアキーホルダーはこちら (380円(税込))